吸引・回転・振動――この3機能が揃った電動オナホは、いまや”最強トライアングル”と呼ぶにふさわしい完成形だ。しかし円安の影響もあり、この3機能搭載モデルは軒並み7,000円超え。有名どころのテンシラバー・TZ4 PROやYavaotaも例外ではない。
センシティブな構造ゆえに耐久性への不安もつきまとうこのジャンルで、7,000円という価格は正直、気軽に試せる金額ではない。
そんな状況で見つけたのが Murago(Murago D11E) だ。価格は6,000円をギリギリ切る。しかも搭載機能はTZ4 PROやYavaotaと同じ。機能が同じなら、安いほうを選ぶ――これは至極まっとうな消費者判断だろう。
なぜMuragoは安いのか

内部構造については、各社それぞれ改良を重ねている部分もある。たとえばTZ4 PROやYavaotaを含む上位機種では、去年あたりから基盤のコネクター部にパテのようなもので接着・防水措置が施されるようになった。ただし、これも基本的にはMuragoと同様の仕様だろう(Muragoは分解してないが、多分同じ措置が取られているはずだ)。
こうした共通点の多さから推測すると、これらの製品はOEMを手掛けるメーカーが同一である可能性が高い。つまり中身はほぼ同じでも、ブランドや価格設定の違いによってMuragoは6,000円を切る価格を実現しているのではないか、というのが実際に触れてみての印象だ。あくまで推測の域は出ないが、機能・構造がほぼ同じであれば、価格の安さは単純にユーザーにとってのメリットになる。
開けた瞬間からわかる、作り込まれた化粧箱

Muragoが他の格安モデルと一線を画すのは、化粧箱の完成度だ。長辺をマグネットで開閉する仕様は上品で、ほのかに漂う雰囲気も含めてしっかり作り込まれている。この箱に本体を収納する運用にすれば、部屋に置いていても違和感は少ない。まさかこれが電動オナホだとは、誰も気づかないはずだ。
黒いボディに走る赤いラインもデザイン的な差別化ポイント。ボタン配置はひし形状で、上に電源、下に吸引、左に振動、右に回転を配置している。
唯一にして最大の弱点――だが、ひと工夫で解決できる

正直に言おう。Muragoのボタンはフラットな形状で、指先の感覚だけでは位置がわかりづらい。特にMeta Questを装着してVRを視聴しながら使う場合、視界が塞がれた状態でボタン操作が必要になるため、肝心なタイミングで操作不能に陥るというシビアな弱点がある。これは致命的。立ち上がりの操作不能はまだいい。問題はもうすぐ大放出というタイミングで操作不能になること。「もうちょっと我慢して?」と、VRによって目の前に現れた女優が小悪魔的に囁くも、ボタン位置が不明なので物理的刺激は継続されてしまい、無常にも果ててしまう……。最悪だ。

しかし、この弱点は驚くほど簡単に克服できる。ボタンの上に耐水性のテープを貼って、わずかに凸を作るだけだ。これだけで指の感覚だけでもボタン位置が判別できるようになる。縦位置・横位置、それぞれどちらか一方のボタンに貼っておけば、そこから貼っていないボタンの位置も掴めるようになる。使用頻度の高い「吸引」「振動」だけに貼っておくのでも十分だ。
このひと手間さえ加えれば、Muragoの弱点は実質的に解消される。わずかな手間で、7,000円クラスと同等の使用感を6,000円以下で手に入れられる――これがMuragoの本当の強さだ。


不具合対応のスピードも、選ぶ理由になる
ところで、実際に購入してみたところ、数回使用しただけで振動機能が止まらなくなるという不具合に遭遇した。だが同梱のサポート窓口にメールしたところ、即座に返信があり、翌日には交換品が到着。このレスポンスの早さは、価格以上の安心材料だ。
万が一のトラブルにも迅速に対応してもらえる。これも、Muragoを選ぶ十分な理由になる。
まとめ
- 3大機能搭載で6,000円切りという価格は市場でも異例
- 化粧箱のクオリティが高く、収納・保管にも配慮できる
- ボタンの視認性という弱点は、テープ一枚で解決可能
- 不具合発生時のサポート対応も迅速
あとひと手間かけるだけで、”神”の電動オナホに変わる。それが Murago(Murago D11E) の正体だ。
ちなみに TOPIの電動オナホ は全機能入ってMuragoよりもさらに安い。ただしこちらは縦一列のボタン配置で、手探りでの操作が難しすぎる。Meta Questと同時使用しない向きにはいいかもしれない。


