電動オナホ界の王者だと勝手に認定しているテンシラバー「TZ4 Pro」。その圧倒的な性能は誰もが認めるところだが、7000円という価格がネックになっている人も多いはずだ。
そんな中、ネットの片隅で話題にもなっていない「Yavaota」という聞き慣れないメーカーの類似品。価格は6500円と、本家より500円安い程度の設定だった。
「たった500円の差で、わざわざ類似品を選ぶ意味があるのか?」
そう思いながらも、筆者は思い切って購入してみることにした。しかし、実際に手にしたその瞬間から、価格以上の驚きが待っていることになる。
開封の瞬間、感じた「既視感」の正体

商品が届いて最初に驚いたのは、その重量感だった。500gという軽量設計ながら、手に取った時の質感は明らかに「安物」ではない。
そして箱を開けた瞬間、強烈な既視感に襲われた。
黒のクリアスリーブ、赤の透明インナーカップ、そして本体のフォルム。デザインは違うはずなのに、「TZ4 Pro」に似ている。いや、そっくりどころの話ではない。
使用前から期待値が一気に高まった。
実際の使用感:本家を凌駕する部分も

10種類の振動モード、真空バキューム機能、360°水流スパ。カタログスペックだけ見れば本家と遜色ない。しかし、実際の使用感はどうなのか。
まず感じたのは、その完成度の高さだった。10種類の振動モードは期待通りの多様性を見せ、真空バキューム機能も「リアルなフェラ感」という触れ込み通りの吸引力を発揮する。
特に印象的だったのが360°水流スパ機能だ。冷水を注入した時の鋭い刺激、温水での包み込むような快感。まさに「高級スパのような体験」という表現がピッタリだった。
ただし、本家「TZ4 Pro」と同様、水の入れすぎには注意が必要だ。内部に漏れ出す可能性があるため、容量の40%程度に留めておくのがベストだった。
改良点を発見

この製品が新製品である点にも気づいた。
最も顕著だったのが、インナーカップに埋め込むローターにつながった線材の太さだ。「TZ4 Pro」の初期のものより明らかに太く、耐久性の向上が期待できる。一方、カップ下部の本体と接続する電極部はすぐに変色しそうでもある。
医療用シリコンとTPE素材の組み合わせも絶妙で、肌触りの良さは本家と変わらない。IPX6防水仕様により、シャワーでの使用も問題なし。静音設計については不明。「TZ4 Pro」と変わらないような気もする。
なお、このインナーカップには、ローターがローションで滑り落ちてこないようにする改造を施している。やり方は以下の記事を参照してほしい。
しかし、気になる点もいくつか

完璧に見えるYavaotaの電動オナホだったが、実際の使用では気になる点もあった。
まず、操作ボタンの反応が「TZ4 Pro」よりワンテンポ遅い。押しづらさもあり、直感的な操作という点では本家に軍配が上がる。
ただし、これは専用アプリ「JoyHub」を使用することできっと解決可能だ。Bluetooth接続により、振動パターンや吸引強度を自由にカスタマイズできる。ただし、中国製アプリということもあり、プライバシーを重視するなら専用の端末とメールアドレスを用意したほうが安全だろう。筆者は怖いので使っていない。
もう一つの課題は「なんとなく遠い」感覚だった。カップに竿のいいところが当たらないような感じがするのだ。これは新品で入口のシリコンが硬いことが原因で、使い込むか、経験者なら挿入部のシリコンを古いものと交換することで解決できる。こんな解決策が必要になる自分のモノを恨めしく思う。
あとこの赤いシリコン素材。未使用でも白くなる部分があったりするので、劣化が早そうな気配はする。(もしくは透明だと目立たないけど着色すると目立つのかもしれない)

ユーザーの声が物語る真の実力
Amazonでのレビューを見ると、平均4.5星という高評価を獲得している。
「リアルな感触と見た目の興奮がすごい」
「吸引力が強烈なのに心地良い」
「これまでのオナホールとは次元が違う」
こうした声が多数寄せられており、(「見た目の興奮」はないにせよ)筆者の体験とも一致する。
一方で「バッテリーがもう少し長持ちすれば完璧」という指摘もあった。約120分の連続使用は決して短くないが、ヘビーユーザーには物足りないかもしれない。なお、連続して120分使用したら確実にいろんな弊害が出るので、それはおすすめしない。むしろ何事もほどほどに、だ。
購入から到着まで:プライバシーへの配慮も◎
注文から到着まで1〜3日という迅速な配送も好印象だった。そして何より、外箱に商品名が記載されない厳重な梱包は、プライバシーを重視するユーザーには嬉しい配慮だ。
万が一の初期不良にも1年間の保証が付いており、受領後7日以内なら新品交換や返金にも対応してくれる。Amazon購入なら24時間以内にサポートを受けられる点も安心材料の一つだ。
結論:500円の差以上の価値があるか?
使用開始から数週間が経った今、筆者の結論は明確だ。
Yavaotaの電動オナホは、単なる「TZ4 Pro」の類似品ではない。価格はわずか500円しか変わらないが、改良された線材、同等の機能性、そして充実したサポート体制を考えると、むしろコストパフォーマンスは上回っているといえる。
操作性の若干の劣化や新品時の使用感については、アプリの活用や使い込みによって解決可能な範囲だ。
電動オナホの最高峰を求めるなら、「TZ4 Pro」一択だった時代は終わったのかもしれない。
総合評価:★★★★☆ 4.5
500円の差は小さいようで大きい。改良点のあるYavaotaを選ぶ理由は十分にあると断言できる。

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